ベンチャー企業で求められるスキルやマインド

IT業界のベンチャー企業は、大企業のように研修などがそれほど多くありません。そのため、わからないことがあれば自ら聞いて、仕事を主体的行っていくことが求められます。役割や進め方を確認したうえで、仕事を進めていく姿勢が必要です。稟議書がないことも多いため、上手にコミュニケーションを図ることも忘れてはいけません。

また、ベンチャー企業では事業を発展させるために、自分は何をすべきかを考えて仕事に取り組む必要もあります。業務範囲外のことは関わらないという態度でいるのではなく、事業の発展のために自ら提案できる人材が求められているのです。ベンチャー企業は事業のスピード感が早い分、相応の意思決定力も大事でしょう。誰かが決めてくれるだろうという態度ではなかなか物事が進展しないので、自分が判断すべき場面では勇気をもって決断しなければいけません。

そして、ベンチャー企業では自分がマネージャー職でなくても、コスト意識や工数に対する意識を鋭敏にしておくことが大事です。自分の工数が企業の利益に影響するので、意識を高く持って仕事に取り組みましょう。

IT業界のベンチャー企業で活躍したいと考えているエンジニアには、探求心や向上心も大切です。IT業界では、絶えず新しい技術やサービスが開発されています。新しい情報を積極的に探してそれをどのように活用できるか、自分のスキルアップにどう役立てられるかを考えつつ、企業の発展に貢献することが求められるのです。